2014/02/26

ドラクエ3 CDシアター

 メインパーティー 

  • 勇者 / アレル(男:16歳) 声: 緑川 光
  • 戦士 / ステラ(女:20歳) 声: 富沢 美智恵
  • 僧侶 (後に賢者) / ライド(男:32歳) 声: 青野 武
  • 魔法使い / マリス(女:15歳) 声: 皆口 裕子

 その他の登場人物 

  • 武闘家 / カンダタ(男:27歳) 声: 神谷 明
  • 商人 / ダムス(男:30歳) 声: 龍田 直樹
  • 遊び人(吟遊詩人) / ガライ(男:年齢不詳) 声: 永井 一郎

基本的にゲームに沿った作りになっています。
カンダタがえらくいい男(しかも若い!)で、ステラといい仲になったり、すっかりマリスの尻に敷かれるアレルだったりと、おいしいシーンもあり。

ライドが仲間のもとを去って賢者になるための修行に行く場面、ダムスバーグを興し、結果牢に入れられたダムスがアレルに宛てた手紙などは、泣かせてくれます。

特にアレフガルドに入ってから、オルテガが生きているかもしれないと聞かされたアレルが父親探しを優先させようとして、仲間に諭されるシーンは感動的です。
 
「男ってやつは、いつかは自分の父親を越えていかなきゃならねぇんだ」

カンダタの台詞が非常にカッコいい!
ラストもカンダタの一人舞台という気がするほど、最高に決めてくれます。

他にも、豪華声優陣が名を連ねています。とにかく、豪華キャスト。
特にカンダタの神谷明氏は、素敵すぎる。

ライドやガライは、ドラクエ1のCDドラマにも登場してます。ライドは、三賢者の一人になってますが、性格は相変わらずおちゃらけ(笑)。

BGMも、もちろんドラクエのもの。戦闘シーンなどは台詞付きだと、臨場感あります。
2枚組ディスクで、かなり長いんですが、聞き始めるとつい最後まで聞いてしまいます。


ちょっと言いたいこと


 サマンオサの勇者サイモン 


サイモンの魂の声を、アレルはガイアの剣を通して聞きます。
その感動的な場面のサイモンの台詞が…。

「私はサマルトリアのサイモン…」

この台詞を聞いた時、感動がいっきに削がれてしまいました…。
サマルトリアはドラクエⅡなんですが。ここはサマンオサですー(泣)。
そりゃ、間違いやすいかもしれないけど…。第2版以降は直っているのでしょうか?


 オルテガとの再会 


アレルが必死に、
「父さん、ぼくだよっ、アレルだよっ!」
と訴えても、オルテガは
「もう何も聞こえない…何も見えない…」
と。

なんだか説明的な台詞ですが、それはともかく、オルテガが息子のアレルだと認識していないことが分かります。
哀れ過ぎる…。

CDドラマの冒頭で、オルテガは魔王討伐の際、サイモンと合流するはずだった、と語られています。オルテガとサイモンが共闘して魔物を倒すさまが見たかった…。

『知られざる伝説』にも言及されているので、これは公式設定のようですね。
イングリッシュパーラー