ご存じの通り、『ドラゴンクエスト』は当時社会現象にまでなった、エニックス(現:スクウェア・エニックス)のTVゲーム。
その中のドラクエⅠ~Ⅲは「ロトシリーズ」と呼ばれ、3部作の形を取っています。
- 1988年 『ドラクエⅢ』ファミコン発売
- 1996年 『ドラクエⅢ』スーパーファミコン発売
- 2000年 『ドラクエⅢ』ゲームボーイ発売
ゲームシナリオ担当: 堀井雄二
プログラマー: 中村光一
作曲担当: すぎやま こういち
キャラクターデザイン: 鳥山明
『ドラゴンクエスト』
かつて闇の大魔王を倒し、世界を救ったとされる勇者ロト。そのロトの血をひく者が、今再び竜王に支配されるアレフガルドを救うべく旅立つ。
『ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々』
ロトの末裔であり、1の勇者の子孫三人、ローレシアの王子・サマルトリアの王子・ムーンブルクの王女が、邪教の徒、大神官ハーゴン立ち向かう。
『ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…』
今まで伝説上の英雄であった勇者ロトとは…? 父の跡を継ぎ、若き勇者が魔王討伐の旅に出る。
ドラクエ3のいろいろ
ドラクエⅢは、小説、マンガ、CDドラマ等、いろいろなメディアで展開されました。
【小説】
「ドラゴンクエストⅢ」(高屋敷英夫:著)上・下 上製本(1990年)
「精霊ルビス伝説」(久美沙織:著)上・下 上製本(1990年)
【マンガ】
「ロトの紋章」(作画:藤原カムイ、設定:川又千秋、脚本:小柳順治)
【CDドラマ】
「ドラゴンクエストⅢ」(脚本:とまとあき)
この他にも、書籍として『ドラゴンクエストⅢ 知られざる伝説』(1988年 エニックス出版)があり、ゲーム中では語られないドラクエⅢの裏設定が明らかになります。
『知られざる伝説』のストーリーは、ゲームの公式設定と思われます。
また、ゲームブックも小説に先掛けて出版されました。
小説、マンガ、CDドラマでは、それぞれキャラクター設定は異なります。
ゲームの中では、主人公と仲間たちの名前はプレーヤーが決められるので、敢えて公式のキャラクター設定はありませんが、主人公の名前のみ「アレル」に統一されています。
小説版について
『ロトの紋章』、『精霊ルビス伝説』は、ドラクエⅢのストーリーをなぞったものではありませんが、ロトシリーズのアウトサイドストーリーという位置づけ。
後に、新書本、文庫本も出版されました。
メインパーティーは、勇者・戦士・僧侶・魔法使い。他に、武闘家・商人・賢者・(遊び人も?)が勇者一行をサポートします。
また小説のオリジナルキャラクターが重要な敵役として登場。
ヤマタノオロチとの関係を交えて、物語が構築されています。
小説 ドラゴンクエスト〈3〉そして伝説へ…
どちらも発売と同時に買い、読みふけりました。
両者とも小説ならではの丁寧な状況設定・描写でドラクエの世界を掘り下げています。
高屋敷先生のドキュメンタリータッチの筆致は、勇者の足跡を追い、その成長が描かれています。
ゲーム中ではあまり記述されない父・オルテガがたびたび回想され、しっかりと引き立っているのも良いです。
ルビス伝説とドラクエⅣ以降の小説は、筆者が久美沙織先生に代わり、エンターテイメント性が高まった感じがします。
久美先生の文体も大好きなのですが、ロトシリーズは高屋敷先生の重厚な文章が似合っているかもしれません。
- 小説ドラゴンクエストⅢ
小説の中で、ゲーム中に出てくる職業はすべてカバーされています。
メインパーティーは、勇者・戦士・僧侶・魔法使い。他に、武闘家・商人・賢者・(遊び人も?)が勇者一行をサポートします。
また小説のオリジナルキャラクターが重要な敵役として登場。
ヤマタノオロチとの関係を交えて、物語が構築されています。
小説 ドラゴンクエスト〈3〉そして伝説へ…
- ルビス伝説
元祖勇者ロトと精霊神ルビスとの関わりが明かされます。
ロトとルビスの哀しくも甘くロマンスには、ぐっときますよ。どちらも発売と同時に買い、読みふけりました。
両者とも小説ならではの丁寧な状況設定・描写でドラクエの世界を掘り下げています。
高屋敷先生のドキュメンタリータッチの筆致は、勇者の足跡を追い、その成長が描かれています。
ゲーム中ではあまり記述されない父・オルテガがたびたび回想され、しっかりと引き立っているのも良いです。
ルビス伝説とドラクエⅣ以降の小説は、筆者が久美沙織先生に代わり、エンターテイメント性が高まった感じがします。
久美先生の文体も大好きなのですが、ロトシリーズは高屋敷先生の重厚な文章が似合っているかもしれません。
