小説では、ところどころゲーム内容をはしょったり、設定を変更したりしてありますが、時間の経過がリアルに描写されています。
アレフガルドの暦は、マンガ『ロトの紋章』でも使われてますが、両者は微妙に異なってます。
春夏秋冬の四季は、ある様子。
アレフガルド暦は
一ヶ月が45日間あり、たとえば不死鳥の月は、
アリアハン歴の3/1~4/15に当たります。
『ロトの紋章』では、
一ヶ月46日で一年368日。月だけでなく、年や日にも、「王の年・王の日」のように使われているようです。
小説ではアレフガルドの夏は出てこないので、アレルたちがアレフガルドにいたのは、秋から春にかけての9ヶ月程でしょうか。
アレフガルド暦
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春: 不死鳥(フェニックス)の月、女神(イシュタル)の月
- 夏: 王妃(クイーン)の月、牛頭神(ミノタウロス)の月
- 秋: 一角獣(ユニコーン)の月、犬神頭(アヌビス)の月
- 冬: 竜(ドラゴン)の月、王(キング)の月
※『ロトの紋章』パーフェクトガイドブック参照
小説版 旅の軌跡
アリアハン~ロマリア
【アリアハン暦 1264年】
ネクロゴンドに、魔王バラモス降り立つ。ネクロゴンドは壊滅し、バラモスによって制圧。アリアハンの勇者オルテガが、バラモス討伐の旅に出る。
【アリアハン暦 1272年 冬】
オルテガが火山の火口に落ちて死んだとの知らせが、イシスの国より届く。
【アリアハン暦 1274年 4月】
オルテガの一子、アレルが16歳の誕生日を迎える。戦士クリス、僧侶モハレとともにバラモス討伐に出立。
【アリアハンを発って16日目の夕方】
山間の村レーべに到着。
【レーベを発って10日前後】
ナジミの塔で盗賊バコタから、『魔法の玉』を取り返す。
【アリアハンを発って45日目】
いざないの洞窟で旅の扉を抜け、ロマリア半島に渡る。2日目の夕方、王都ロマリアに到着。
【ロマリアを発って20日目】
カザーブの村に到着。途中の村で、魔法使いリザがパーティーに加わる。
【ロマリアを発って40日目】
シャンパーニの塔で盗賊カンダタと対決。『ブルーオーブ』と『夢見るルビー』を手に入れる。
ロマリア~ジパング
【アリアハン暦 1274年 8月中旬】
妖精の隠れ里、ノアニールの村を経て、ロマリアに戻る。
【アリアハン暦 1274年 9月】
9月最初の日、アッサラームに到着。
【アッサラームを発って22日目】
砂漠の国イシスに到着。オーブを求めて、ピラミッドに向かう。
【アリアハン暦 1274年 11月】
船で出航し、ポルトガ国へ。
【ポルトガを発って23日目】
エジンベアに到着。
【エジンベアを発って38日目】
海上で新年を迎える。
【ネクロゴンド大陸を南下して20日前後】
テドンの村で、『グリーンオーブ』を手に入れる。
【テドンを発って58日目】
バハラタに到着。
【アリアハン暦 1275年 4月】
アレル、船上で17歳の誕生日を迎える。
4月中旬に、ジパングに到着。ヤマタノオロチを倒し、『パープルオーブ』を手に入れる。
ムオル~ネクロゴンド
【アリアハン暦 1275年 8月末】
ムオルの村を経て、サマンオサ大陸の最南端を回る。海賊の女頭領オルシェと出会い、『レッドオーブ』を手渡される。
【海賊の根城を出て2ヶ月後】
スー大陸東海岸の新興の村・サバロバーグに到着。サバロの計らいで、『イエローオーブ』を手に入れる。
【アリアハン暦 1275年 12月初旬】
旅の扉から、サマンオサ国の東方に渡る。
【サマンオサに渡って15日目】
王都サマンオサに到着し、勇者サイモンの妻からサイモンの話を聞く。
その5日後、南の湖にある島の洞窟で『ラーの鏡』を手に入れる。
さらに5日後、王都に戻り、ラーの鏡で、国王になりすましていた魔物・ボストロールの正体を暴く。
【アリアハン暦 1276年 1月】
2度目の新年をサマンオサで迎えた後、グリンラッドへ。
【アリアハン暦 1276年 3月下旬】
ロマリア半島南方の海域で幽霊船に遭遇。『愛の思い出』を手に入れる。
【アリアハン暦 1276年 4月】
ロマリア半島南端の小さな港町で、アレルが18歳の誕生日を迎える。
【アリアハン暦 1276年 6月中旬】
オリビアの岬で呪いを解く。小島の洞窟で、サイモンの魂から『ガイアの剣』を渡される。
【アリアハン暦 1276年 8月】
ネクロゴンドに到達。闘いの中で、アレルが勇者の呪文・ライデインに開眼。
ガイアの剣を使い、『シルバーオーブ』を見つける。6つのオーブがそろうと同時に、レイアムランドに飛ばされ、伝説の不死鳥ラーミアが蘇る。
ラーミアに乗り、竜の女王の城へ。竜の女王から『光の玉』をもらう。
バラモス城で、魔王バラモスと対決。苦闘の末、バラモスを倒すが、大魔王ゾーマの存在を知る。ギアガの大穴から、アレフガルドへ。
アレフガルド
【アレフガルド暦 823年 一角獣の月】
アリアハン暦9月、アレフアルドに来て16日目、王都ラダトームで、国王と謁見。
吟遊詩人ガライから、父オルテガを2年前に見たという話を聞く。
【ラダトームを発って33日目】
山間の村マイラに到着し、そこで『妖精の笛』をもらう。
オルテガが1年前、マイラを訪れたという情報を得る。
【アレフガルド暦 823年 犬頭神の月】
マイラを発って36日目、石像に変えられていた精霊ルビスを、妖精の笛で元の姿に戻す。
ルビスから、『聖なる守り』と『光の鎧』を授けられるが、アレルが闘いで傷を負い、雨のほこらで14日間滞在。
【アレフガルド暦 823年 竜の月】
冬、雨のほこらを出て30余日後、船でリムルダール島に渡る。
【アレフガルド暦 823年 王の月】
寒さの一番厳しい真冬、島に渡って26日目、リムルダールの街に到着。ゾーマの城に渡るため、リムルダール島の最西端の岬をめざす。
オルテガが1ヶ月前、ここに来たという話を聞く。
行く先々の町や村で、オルテガの消息が「5日前」、「4日前」、「昨日」となっていく。
【リムルダールを発って32日目】
オルテガと魔物との戦いに遭遇。オルテガは息を引き取り、アレルに『虹のしずく』、『王者の剣』、『勇者の盾』を託す。
【オルテガの死から3日後】
リムルダール西の岬から、虹のしずくを使って虹の橋を架け、ゾーマの島に渡る。
【アレフガルド暦 823年 不死鳥の月】
アリアハン暦3月、虹の橋を渡って14日目、ゾーマの城に到達。
魔将たちを倒した後、大魔王ゾーマと対決。光の玉で、ゾーマの闇の衣をはぎ取り、ついにゾーマを倒す。
19年ぶりに、アレフガルドに朝がやってくる。
【ゾーマを倒してから6日後】
西の岬に近い港町から、ラダトームに向けて出航。海上で、アレルが19歳の誕生日を迎える。
【アレフガルド暦 823年 女神の月】
西の岬の港町を出て18日目、ラダトームに凱旋。アレル、国王から『勇者ロト』の称号をもらう。
その後、アレルたちの姿を見たものはいない…。
小説 ドラゴンクエスト〈3〉そして伝説へ…
